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熱対策

要求性能、使用環境に合った樹脂材料を選定し製品のご提案を致します。

樹脂材料の耐熱とは

耐熱と一言で言っても求められる製品性能によって樹脂が対応できる温度条件は異なります。樹脂材料における耐熱温度とは、一般的に製品形状を維持できる温度のことを指します。しかし製品が使われる環境や荷重条件、求める耐久性などによって耐熱温度は変化します。
株式会社ニックスでは要求性能、使用環境を考慮し適切な耐熱性を有した樹脂を選定し、お客様のニーズに対応した製品をご提案いたします。

 

樹脂材料の一般的な熱変形温度(1.80MPa)

PP PA66 PPS PA46 PEI
40〜60℃ 60〜80℃ 100〜140℃ 150〜190℃ 180〜200℃

PA46製品
配線を保持するファスナーに一般的に使用されているPA66品よりも高温環境で使用可能な製品です。製品の性能、取付性、配線のロック作業性はPA66品とほぼ変わりません。

PPS製品
継手としては高温水(95℃)に対応でき、高強度、長期耐久性に優れています。また滑り軸受けとしては耐熱性だけでなく、低摩擦、耐摩耗に優れた特性を発揮します。

フッ素樹脂製品

材料融点が高く(270℃)高温環境下での物性が安定しているため、150℃を超える環境での連続使用が可能です。その他、低温特性、耐候性、耐薬品性にも優れており屋外での使用にも適しています。

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